昔の人の方が現代人より音楽と純粋に向き合えていたのではと思います。
現代は情報が多すぎるのがいけないのか、現代人はなんでも言語化した過ぎるからなのかわかりませんが。
もっと音楽と純粋に向き合えるようになりたいと思っています。
又吉直樹の小説「人間」には、たしかこんな記述があります。
クリント・イーストウッドに触れられへん。
クリント・イーストウッドの研究者達にわかる言葉で
クリント・イーストウッドを語ろうとしてしまったかもしれん。
小林秀雄の評論「モオツァルト」には、こんな記述があります。
人々は音楽についてあらゆる事を喋る。
音を正当に語るものは音しかないという真理はもはや単純すぎて
(実は深すぎるのだが)人々を立ち止まらせる力がない。